不妊症の4
主だった不妊症の検査について ~精液検査~
男性因子の有無を確認するために精液検査を受けましょう。前もって採精カップをお渡ししますので、指定された検査日の朝にご自宅で採精していただいて朝9時にクリニックに持ち込んでください。禁欲期間は3~7日程度で調節していただき、採精後は直射日光を避けて保温しておいてください。
精液量、精子濃度、運動率、奇形精子率、精子運動指数などを算出して男性因子による不妊症を診断します。当院ではMedical Electronic Systems社製のSQA-V Goldという機器を使っており、5分ほどで結果がでます。
精子の性状は体調によっても大きく変化しますから、初回の結果が不良でも次回は全く正常ということもよく見られます。期間を開けて数回検査されることをお勧めします。
つづきます
SQA-V Goldと謎のキャラクター