古い友人
今日ある方から宅配便で開院のお祝いを送っていただいた。
大学に入る前の浪人中の20歳ごろに出会った人だ。僕は医学部に入学する前に工学部に在籍していて、でもどうしても医学の道に進みたくて大学を中退してまた浪人しててそのころに広島の予備校で初めて出会ったはずだから多分最初に会ってから30年近く経っている。別の大学を卒業して数年の社会人経験をした後に医学部を目指して予備校に通っていたその人とは家が近かったこともあり、ことあるごとに広島横川駅近くの「焼き鳥大吉」で散々飲んでた気がする。大学は違ったがそれぞれ医学部に入学・卒業して医師としてのキャリアを積み始めたが、お互いになんやかんやあってもしかしたらその後一度しか会ってないかもしれない。今振り返るとその人がいなかったら今の医者としての自分もなかったかもしれないのにね。
賀状のやり取りだけでご無礼ばっかりだったが、今回思いがけずお祝いまでいただいてなんか20数年前のあの頃の風景が蘇ったので記録のつもりで。
また広島帰った時にできればお礼を兼ねて大吉で呑みたいですわ。
その「焼き鳥大吉」。今年の正月に偶然写真撮ってた。
日光
うちの中学生の長男は春休みなのに外に出ることもなく暇さえあればPC前に座って、ほっとくと夜中1時ごろまでゲームしてます。だんだんと反抗期で母に怒られても止めずにやってます。僕が怒ればまだ効果あるようですがそれじゃあしょうがないので、天気の良かった昨日は日中に彩都の公園に連れ出して、妹の遊び相手するようにさせて数時間日光に晒しておいたら昨夜は9時過ぎには倒れるように寝てました。狙い通り。
軽度の睡眠障害の患者さんの場合、意識して日中は日光に当たってもらうことで症状が改善することがあります。明るい光が目から入ってくることにより、脳内でセロトニンという物質が出てきて覚醒し、これはその十数時間後にメラトニンという物質に変化して心地よい眠りに導いてくれます。
最近は紫外線の悪い面が強調されてむしろ日差しを避けることに意識が行ってしまいますが、骨や歯を強くするためのビタミンD生成にも日光が必須です。あと鬱の改善にも効果があるようです。生活の中に適度に日光浴を取り入れて過ごしたいものです。
今年の初日の出@広島の実家
吹田市の婦人科がん検診
開院した時期の関係で、レディースクリニックなのに吹田市の子宮がん検診が「補助あり」で受けれない状態になっておりました。皆さんからの問い合わせにも事情を説明してお断りしている状況だったんですが、4月1日よりがん検診が開始できるようになります。
20歳以上の女性には2年ごとの誕生月にお手元に婦人科がん検診のご案内が届きますから、それを持参していただければ自己負担500円で、65歳以上の方は負担なしで検査できますのでどうぞご来院ください。こうしたきっかけでもないと婦人科にはなかなか受診の機会がないでしょうから、他に気になることがあればその時にでもどうぞご相談ください。
子宮頸がんは、初期の段階で早期発見できれば少ない身体的負担で治療可能ながんのひとつです。早期発見のためには子宮がん検診の受診は非常に有効です。対象年齢が20歳以上と低いことからもわかるように、若い方にも診られるがんの一つですから「私は大丈夫」と思わずに「まあ2年に1回なんで行っとこうか」ぐらいの軽いノリで結構ですから定期的なチェックをお勧めします。
興味
しばらく前からなんですが、気象現象に興味があります。大雑把に晴れ・雨・暖かい・寒い、まで分かれば日常生活では十分で困らないんですが、もうちょっと天候の細かいところまでその変化が説明できるぐらいになれればいいなと思ってます。気象予報士試験用の参考書を買って読んだりしたこともありましたが、もともと土台となる知識が不足してるのでとんとわかりませんでした。「カルマン渦」「バックビルディング現象」「テーパリングクラウド」とかなんかかっこいい響きの用語が満載な点も魅力ですな。 時間ができれば趣味として勉強してみたいことの一つが気象学です。
写真は月曜日のお昼頃、夏みたいな雲が出てた。このあと結構な勢いで雨が降りましたね。
ホルモン検査
当院は院内でホルモン検査をしています。
もちろん検査会社さんにお願いして翌日結果を確認することで事足りることも多いんですが、女性の場合月経周期によって体内のホルモン値は大きく変化します。なるべく早く結果を確認して治療方針を決めないといけないこともままありますからそのための機器設備の準備とスタッフ訓練をしています。30~50分で結果が出ますからその間は外出していただいても大丈夫ですよ。
ホルモン値の変化は大きい
PATH FAST。